僕天お泊まりオフ会レポート（その１１） ２００８年２月２日（土）〜３日（日）
ｉｎ
山梨八ヶ岳高原 スパジオ
３０．チェックアウト
スパジオに別れを告げ、僕と降雪姫さんの車はフロントを目指す。
僕も降雪姫さんもチェーン付きの車の運転は始めてなので、練習もかねての走行だ。
そして、１０時チェックアウトにもかかわらず、既に時間は１時３０分．．。延長料金取られたらやだなぁ。
おもたろう「すみません。やっと車が動いたんで、チェックアウトお願いします。」
フロント「あ、はい。かしこまりました。しばらくお待ちくださいませ。」
．．精算中。．．うぅ、やな時間。チェーンって言う、予想外の出費もあったしなぁ。
提示された額には、延長料金はおろか、当初計画していた予算よりもちょこっとだけ安いΣ（￣□￣！！
（どうやら、西村さん達が泊まったコテージはあるサイトから申し込んだんだけど、そこのクーポンが適用されて安くなったらしい。）
フロント「あ、ポイントカードはお作りいたしますか？」
ポイントカード？多分もうこねぇ記念だし作っておこうか。
フロント「えー、ポイントがつきまして、平日５泊までなら無料になります。ご利用ください。」
えぇ！５泊無料！！そんならその分安くしてください凄い！！今度また利用させて頂きますね！
おもたろう「いや、しかし凄い雪ですね。チェーン持ってなかったもんで、ご迷惑お掛けしました。」
フロント「いえいえ。でも、ここまでの雪はここしばらく降ってなかったですからね。この数年で一番かもしれません。」
．．なんでこの日に．．(´Д⊂
しかし、関西人の性質（？）として、ある意味これはこれで「美味しい」と思っていたおもたろうですが．．。結局この年、雪の当たり年みたいでその後も色んな地方で大雪の話題が．．。ちっ！！折角の美味しいネタが！φ(｀д´)
って、まぁそんな事はどうでも良いや。とりあえず無事チェックアウト終了！！
さ、次は降雪姫さんを無事ご自宅までお届けする番だ！
下のロータリーで待ってくれている降雪姫さんの元に向かう。
降雪姫さんは、この後のルートを色々と探してくれていたらしい。
降雪姫さんは地図を見るが慣れているらしく、地図を指し示しながら今後のルートをご相談する。
．．すげぇ！その能力が欲しい by なびたろう(笑）
降雪姫さん「なんでも八王子ＩＣより先は、雪で通行止めになっているらしいんです。ですから、その手前の相模湖ＩＣで降りましょうか？」
けれど、その為に相模原ＩＣ降り口では既に５ｋｍ以上の渋滞に陥っているという話。
まぁその辺にたどり着くまで２時間くらいはかかるし、道すがら相談しながら行きましょう！
という事で、２台の車は一路神奈川に向けて出発した。
３１．降雪姫さんとの帰り道
チェーンを着けたため、最高速度は５０ｋｍ/ｈが限界だ。いつもなら１２０ｋｍ/ｈくらい出してるっちゅねん！
その為、色んな車にどんどん抜かれる。．．チェーン規制があるから、あの連中もチェーンを着けているのに、なんで僕らを抜けるんだ？
とか思いつつ、とりあえず高速を進む。
しかし、チェーン規制中とはいえ、道路上にはあまり雪は積もっていないし、凍ってもいない。．．チェーンいらないんじゃないか？
そこに、降雪姫さんから緊急連絡。
なんでも、元々うるさいチェーンの音が、いきなりさらに大きくなったとか。
．．ヤバイ！切れたか！降雪姫さんのは、金属型チェーンなので、たまに切れる事がある。．．でも一回目で切れるか？
とにかく、路肩によりチェーンを確認する。
降雪姫さん「すみません。なんかいきなり右の方が大きな音を出すようになっちゃって．．。」
右？どれどれ．．。あ、なんかさっき着けた時より、ずいぶん緩んでる。．．あぁ！！チェーンが切れてる！！
降雪姫さん「あ．．。ホント。」
仕方ない。金属型チェーンは、切れても修復できるけど、修復する道具もないし、今はチェーンも必要なさそうだから、一旦チェーンを外しましょう！！
車がびゅんびゅん通る高速で、チェーンを外し始める。ふと見ると、降雪姫さんもはいつくばってチェーンを外そうとしている。けど、そこ危ないっすよ！Σ（￣□￣！！
おもたろう「降雪姫さん、危ないですよ！僕やりますから！」
チェーンを外し、とりあえず先に進む。
双葉ＳＡに着いて、ガソリンの補給と食事をする。
ここで、やっとちょっとゆっくり出来たかな？
食事を終え、降雪姫さんはスタッドレスタイヤに戻ったので、５０ｋｍ/ｈの僕では足を引っ張るだけなので、先行してもらう。
途中のＰＡやＳＡで、けんとくんのおむつや食事等で止まりながら行くので、とりあえず合流地点の談合坂ＳＡで落ち合う頃には、多分そんなに離れている事はないだろう、という判断だ。
降雪姫さんが出発し、僕達ものろのろと進む。
相変わらず、雪はそこそこ降っているが道路に降り積もるなんて事はない。こうなると、問題は高速を降りた後の下道だよな。
渋滞、積雪、凍結．．。本当にどこに降りれば一番良いのだろう．．。
しばらく進むと、トンネルがあった。
そのトンネルの上の電光掲示板に「この先、大雪。チェーン規制中」の文字が。
．．お？そ、そうなの？．．降雪姫さん、大丈夫かなぁ。僕達よりも先行しているのか、途中で追い抜いたのかわかんないけど、とりあえず情報交換をしようか。
運転している僕に替わり、ゆかゆかさんが降雪姫さんに電話連絡しようとすると、丁度のタイミングで降雪姫さんから着信が。
どうやら、かなり先行しているらしいのだけれど、やっぱり雪が酷いらしく、チェーンを着ける為ＰＡで休んでいるらしい。
そこに１０分くらい遅れて、僕達も到着する。降雪姫さんは、車中でけんとくんをあやしていたみたい。
チェーンを修復する為に、ＰＡの従業員の人に事情を説明して、ペンチをお借りする。
チェーンの修正＋装着は、それほど問題なく完了した。
ペンチをお借りするだけでは悪いと思い、そのＰＡで「横浜ドーナツ」なるものを購入する。後日食べたら結構美味しかったっすよ。オススメ。
って、そんな情報はいらないっすね(^-^;
．．まぁ道中こんな風に進むのですが、高速の渋滞情報を聞いた僕が、上野原ＩＣで高速を降りる判断をした。そして、下道で渋滞に巻き込まれるハメに陥った訳です（ＴＴ）高速を通って行った方が速かったのか、それとも高速も渋滞中で同じくらい時間を要したのか分かりませんが、それでも上の方が速かったんじゃないかという思いが強く．．。降雪姫さんには本当に悪い事をしたと反省しきり．．。
３２．降雪姫さんとの別れ道
渋滞を避け、ちょこちょこと裏道を通ったりして、ようやく軌道に乗った。
雪はまだちらついているけど、チェーンはもう必要ないかな。
途中のコンビニにより、降雪姫さんの車からチェーンを外す。その間に、ゆうたはゆかゆかさんに連れられてコンビニのトイレに。
降雪姫さん「おもたろうさん。どうして、○○の道を△△に来たんですか？◇◇の方が、ゆかゆかさんのお家が近いのに．．。」
おもたろう「いえ、まぁ降雪姫さんちと同じ方向らしいですし、国道××線までは一緒に行こうかなと思いまして．．。」
降雪姫さん「え？．．いいんですか？」
おもたろう「えぇ、勿論。ここで降雪姫さんを放り出す訳にはいかないですし(笑）。それより降雪姫さん、お手洗いとか大丈夫ですか？けんとくんは僕が見ていますから、ちょっと行ってきたらいかがですか？」
降雪姫さんはお手洗いに行かれ、かわりにゆうたとゆかゆかさんが帰ってきた。
降雪姫さんも帰って来る。ゆかゆかさんが買ってきたホットコーヒーを手渡す。
降雪姫さん「！！いえいえ！そんな！私なんて、そんなことしてもらえる人間じゃないんで．．！」
と偉く恐縮される。
そんな事はない！！
降雪姫さんは、海外にいる時にネットで僕天を知ってくれたらしい。
そして、旦那さんの仕事の関係で日本に戻ってくる事が出来、こうやって僕天オフ会に参加してくれている。
今回、最後のチャンス！と家族の反対を押し切って参加してくれたのに、結局こんな事になってしまい、降雪姫さんの立場を非常に悪くしてしまった。
僕としては、そこが今回最大の失敗で、本当に申し訳なく思っている。
それなのに、降雪姫さんは僕達にとても良く接してくれる。
本当に、もっと早く出会えていれば良かったのにと思わせてくれる優しい人だ。渋滞の車中で、ゆかゆかさんともそんな話をしていた。
そんなコーヒーなんて安いもの．．。せめて少しでも暖かくなってください。
そして、国道××線の所で僕がハザードランプを点けるので、降雪姫さんはそのまま国道××線に入るという打ち合わせをして、コンビニを出た。
その後は問題もなく、国道××線付近に到着したので、僕はハザードランプを点け、道路の端による。
降雪姫さんは、何故か僕の後ろに寄って、車を止める。
あれ？降雪姫さんは、そのまま国道××線に入るハズなのに？
僕は車を降りて、降雪姫さんのもとへ向かう。
降雪姫さんも、車を降りてくるや否や、深々と頭を下げる。
降雪姫さん「ほんっとにありがとうございました！！本当に皆さんにご迷惑をお掛けしてすみません。」
どうやら、僕達にそれを伝える為にわざわざ止まってくれたらしい。
．．いい人だ（Ｔ□Ｔ）降雪姫さんは周りの人を幸せに出来る人だ．．。
そんな降雪姫さんとも、ここでお別れ。
１０月に日本を旅立つ前に、またお会いしたいな。
時間は１９時を過ぎていた．．。
３３．その後で
降雪姫さんと別れ、僕達も帰る事にする。
．．ここで、やっと安心（？）したのか、自分の靴がびっちゃびちゃに濡れている事に気づく。
まぁあの雪の中で、こんな靴で走り回ってたんだからな．．。
そして、急に寒気を感じる。実際、今まで他の人には「寒いから家に入ってて」とか言っていたけれど、僕自身はあまり寒さを感じていなかった。
というより興奮状態だったんだろうな。
途中で、１００均により靴．．と言うかサンダルを購入。そして、そのままゆかゆかさんちの近くにある「ここち湯」というスーパー銭湯に行く。
いや、ゆかゆかさんちでお風呂に入っても良いんだけど、ゆかゆかさんも靴はびちゃびちゃだし、なによりゆうたがスーパー銭湯好きだし．．。
この二日間、ゆうたはゆうたなりに頑張ってくれたしご褒美だ。
という訳で、お風呂に入り暖まった所で、ゆかゆかさんのご実家に帰り着きました。
．．２３時３０分くらいの話です。長いオフ会だぁよ。
その１２へ続きます。